標準バッテリだけだが、都合4本所持。
そのうち1本はダメになったので解体していたのだが、2本目もダメになってきた。
ちょっと別件で半田ごてやら何やらを使っていて、せっかくなので解体しっぱなしだったバッテリをどうにかしてみた。
たまたま(?)手元に新品のiPhone3GSのリプレイス用バッテリが数本あったので、その中から2つ、おおむね似ている電圧を指すものを見繕った。
ああ、もちろん2つともレベリングのために、充電・放電でほぼ近似になるまで調節したが、この辺りはそれなりに理解していないと大変なことが起こる可能性があるので、マネするべきではない。
OQOバッテリのセルを取り払う。これがまた、裏蓋に強力な両面テープで付いているので、剥がすには『テープ剥がし剤』が役に立つのだが…どうせセルは廃棄するので気にせず力任せ(実は慎重に)剥がした。
あと、管理モジュールからセルまで接続されている薄い銅線も、使わないので取り払う。これは(+)端子側に温度ヒューズらしきものが付いているが、どうせ有効活用できないから不要だ。
iPhone3GSのバッテリには、バッテリ単体に管理モジュールが付いているが、これもいらないので取り払った。
あとはそれぞれセル交換の要領で取り付けるだけ。今回は直接はんだ付けしてしまった。うまくできたら、2本目のバッテリはもう少し綺麗に仕立てようと思う。せめてプラグソケット方式でつなげるようにして、バッテリドア作って、取り換え可能にしたら良いだろうかな。
ちなみに元のバッテリセルは2000mAhが2つだが、今回の代替は1600mAhが2つである。まあ、元の7~8割の容量でしかないが、使えるようになるのであればそれで問題ない。
さあ組み上げて取り付け。OQO01+起動! そりゃ起動するだろ。バッテリ容量LEDは1つ点滅、と。
てなワケで、先ほどBIOS表示のままで電源断まで放っておいたので、ただいま充電中。
どうにかするのは結構簡単なのだが、それなりのセル(厚さが4mm以内じゃないと厳しい)を確保することが難しい。いや、探しに行けば良かったのかも知れないが、まあいいだろう。
ちなみに失敗したところ:
セルの端子に直接はんだ付けするために、根本をヒートシンクはさみで挟み込んだら、セルのパッケージを一緒に挟んでしまい、そこでショート。そういやあ絶縁することをすっかり忘れていた。
セルがむちゃくちゃ熱くなり、かつ、パッケージの端(巻き込み部分)が若干溶けた程度。まあ、大事に至らなくて良かったが、下手をするとどうなっていたか…。
こういう作業をしているときは、目を保護するために強化プラのバイザーで目を覆っているのだが、さすがに爆発したらもたないだろうな。
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