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2011/08/22

3Dって…005SHもNintendo3DSも

 まあ、どちらも3D液晶を持っていて、3Dをウリにしているのであるが…。
 なんだろうね、あれは。

 少なくとも、コンテンツ屋というかクリエイターと言うか、一部のコンテンツを除いて、ほとんどダメな気がする…と言うか、ダメ。
 ハードは良いと思うよ、ハードは(3DSは別の意味でハードがナニだと思うが)。

 正直「え、これが3D?」と残念な気持ちでいっぱいだ。
 そこで「じゃあ、お前作ってみろ!」と言われても困るが。

 とにかく、3Dと言っても、単に2Dレイヤを奥行き方向に何枚も持って、重ねて表示しているだけにしか見えないものが多い。よって、ひとつのレイヤには結局2Dオブジェクトが配置されていることになり、オブジェクト自体が3Dでは無い、または無いように見えるのだ。

 もちろん実際は全て3Dで表示されているのかも知れない。例えば宇宙船――エンジンからコックピットいや船首に至るまで、すべてが3D空間上にポリゴン配置されていて、そのすべてのパーツがきちんと3D液晶上に1ドット1ドット(ドット単位になるのは致し方が無し)と奥行きに準じて表示されている、と。

 しかしそうは見えない。
 見えないから、3Dと言っても、2Dレイヤの重ね合わせにしか見えなくなる。

 いや多分、3D美人時計とかは、元画像の部分部分を切ってレイヤ化して、それぞれのレイヤを3Dの奥行きに準じて配置しているのだろう。だからそれぞれのオブジェクトは薄っぺらい――これは元画像を加工して組み立てているだけに過ぎない(というか、改めて3Dカメラで撮り直すような工数かけないだろう)から、そういう風に見えてしまうのだろう。

 しっかし3Dをウリにしたゲームやら何やらが、まさかと思うが単に2Dオブジェクトを張り付けたレイヤの重ね合わせだったりすると…残念を通り越して悲壮な感が…。

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