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2011/03/14

お涙ちょーだい、地震報道

 報道関係の無意味な番組ばかりが目立つ。
「取材しに来た」らしいが、それどころではないのは分かるだろうに…。自分の家族と会えなかったり亡くなったりした後に、そんなインタビューを受けたいと思うのかね?>記者

 個人的にマスコミにやって欲しいのは、どこがどんな惨状なのか放映することではない。まずは、安否を気遣う人々のための役に立つことだろう。それはたとえば単純に、どこそこの避難所にいる人々の一覧を作って表示することや、あちこちの避難所リストを配布することなど、それだけのフットワークがあるのならできるであろう。

 また、あちこち分断された道路や、巨大な水たまり、まだ危険な場所など、取材しているのであれば、それを地図化して表示させればいい。『ここ付近は絶対に立ち寄るべきではない』とか、『ここに避難所』など、目安となる地図を作ること。

 すべてを飲み込む津波のビデオばかり流して、『お涙ちょーだい』を狙うマスゴミには、ほとほと残念さがある。これならtvkがほかの番組を映しながら(神奈川県民向け?の)情報をテロップで流しっぱなしにしているほうが、よっぽど役に立つ。

 その場の辛さや涙を見たいのではないってこと、なぜ分からない?
 これはエンターティンメントでも映画でもないのだ。

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