ZOOM9002修理
ずいぶん昔のマルチエフェクタなのだが、手元にZOOM9002ってのがある。
以前、某所にて中古で手に入れていたのだが、不動品であった。まあジャンクで捨て値だったし(確か……もう忘れた)。
入手直後、電源onすると、液晶ディスプレイにはいろいろと表示するし、ボタン類も動く。しかし肝心の、音の入出力系はすべてだめだった。
早速バラして中を見ると、多分キャパシタのパンクだろう。見た目では良く分からないが、独特のにおいがするし。
それからいつか直そうと思っていたわけで、キャパシタだけは『買い物リスト』にメモっておいていた。
んで、今日はなぜか結構早く帰ることができたので、ふと思い出してマルツへ行き、(まったく同じというわけには行かなかったが)キャパシタをいくらか購入してきた。
帰ってきてから、なんだか『ヤル気』な自分である。クローゼットの奥のほうにしまいっぱなしの9002を発掘して、早速修理である。
まあこれで必ず直るという保証は無いが、とりあえず10個ほどある表面実装の電コンを……取ってみた。う~ん、やはり電解液が漏れ漏れで固着している。お陰で電コンもはがしにくいったらありゃしない。
あ~しまった! 洗浄スプレー無かった~。一緒に買ってくればよかったな~。ま、無いものは仕方が無いので、固まっている電解液らしきものを、熱で溶かしては削り、溶かしては削り。こんなことで無くなりはしないんだが、何もしないよりはマシかも。
それで新たに電コンを半田づけ。むむぅ、表面実装は手半田が難しいな~。
できたできた。
おもむろにスイッチON。ついでにヘッドホンと、ギターをつないでみる。
を~! きちんとエフェクトかかった音が鳴っている! アンプにも障害があるのかちょっとレベルが低いのはアレなのだが、小さくて昔の機種(でおまけにジャンク)のくせに、結構いい感じの音がなるじゃないか。
珍しく見た目でテキトーな検討がバッチリだったぞ、と。
あとは、バッテリがおなくなりになっているから、電源系をどうにかすれば持ち運びできるようになるかな(持ち運ばないけど)。
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