SSDとHD
なんだか、知らない人はほんっとに知らないんだな~、という話。
(と言うか、ぐぐって良く見かけるセンテンスからは、どうも『自分で勉強しない』んだな~という風に見受けられる)
なんかね、SSDの寿命を気にする人(主に初心者?)が居るようだ。
タイトルにある通り、HDと比較していることも多い。
そこで個人的に考えるのだが、そういう人たちは、HDが未来永劫に使えると思っているのだろうか? ってこと。
ちなみに私の(これも個人的な話だが)HDに対する寿命は、1年から3年程度である(ただし電源を入れる頻度や動作環境に左右される)。
SSDの寿命、つまり書換回数を気にする人は、ではHDの書換回数を気にするのか? 磁気、衝撃、湿度といった問題を気にするのか? と言うと、どうもそういうことは気にしないようで、まるでHDは万能のストレージであるかのように聞こえたりする。
ではちょっと異なるメディアだが、そういう人はSD/SDHC cardを使ってないのであろうか?
SSDがリスキーと言うのであれば、同じくらいSD card系もリスキーであることに気付いているのか?
全く異なるメディアとして、CDやDVD(最近はコートのかなり強いものが出てきたようだが)はどうだ? そういうものも恒久的に使えると思っているのだろうか?
SSDに関して一般的常識でのデメリットを、変に深く考えてしまう人を見かけても、私個人的には、単なる逆ミーハーなだけかと思ってしまう。
もしSSDの寿命について危惧しているのであれば、きちんと比較データを用いるべきだ。また、不安になってweb上のどこかにその不安を書き込むくらいなら、比較データもしくは対象を開示すべきだ。そんなこともできず(せず)に、何かしらの先入観や何かで不安視されているのを目にすると、その人はかなり『可哀想な人』なのだろうなあ、と思ってしまう。
――まあそんなことをふと思った今日この頃。
# 特にSSDを崇めているわけでも、布教活動をしているわけでもない。
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コメント
比較対象というか、大前提を揃えない人は多いよね。
そういう人は一生分かり合えないと思って避けることにしてます。
あれだ、○○は死んでも直らないってやつだよきっと。
全然関係ないけど、以前あった話。
とある案件の開発が3ヶ月ほど過ぎた時期に、ミドルウェア提供の関係でOSをITRONからLinuxnにしてくれって以来がチップベンダからあったんですよ。
当然やりなおしだから渋るわなぁ。
そしたら、受けてる側のワンマン社長が「OSを乗り換えることに何のリスクがあるんだ!!」って一喝して決まり。
OSつーたら建築でいえば基礎だから、全部やり直しだよね~って言ってあげようかと思ったけど、別に自社のこっちゃねーから黙ってましたわ。
はよこの現場から離れたい~笑
投稿: p | 2010/05/17 14:27
まず、2つあるな~。
1つは、未だLinuxにすると金がかからないと思っている人が居ること。
もう1つは、OS層をまるでレゴブロックか何かのように取っかえひっかえできると思っている人が居ること。
OS屋の立場からすると、前者にはそれとなく金がかかることを言いますわな。
後者には、現状想定できることを挙げるかな(いずれにせよ変えてもらうことは嬉しいながら、何も言わないで後で苦労するのはこちらなので)。
Linuxを使うってのをやったことのある(大きな)会社さんのパワーエンジニア(かつマネージャあたり)の人は、Linuxは結構金がかかることを知っているからまだいいけど(いや、もちろん金以外のところにメリットがある)、見た目は『タダ』にしか見えないしねぇ。
OSを変えちゃうことにリスクが見えない人は、もはや既にその会社の『お荷物』でしょうな。こんな簡単なリスクマネージメントすらできない事を自分から肯定しているんだから、会社(および株主)に貢献してないぞ、と。それが分かってない(その人の)Bossも同じく切ったほうが宜しいかと。
ま、世の中そう簡単にスパスパ行かないんだけどなー。
投稿: Theur | 2010/05/17 18:53