本格翻訳
職業柄(?)、英語は近しい存在なのだが……いかんせん苦手である。
いろいろと勉強に(それなりに)励んでいたものの、耳からこの脳味噌に入ってこないのが残念である。
そんな自分への助っ人は、辞書、参考書、例文集そして翻訳ソフトである。
今まで安いってだけで本格翻訳3を使っていた。まあそこそこ要約できるので、それなりに重宝していた。とは言っても、変換ウインドウのフォントが変えられないとかクリアボタンがないとか、翻訳以外の使い勝手(ツールとしての使い勝手)はイマイチどころかダメ過ぎるものである。単に『翻訳エンジン作ったから、入力ペインと出力ペインを作りました』というだけだと思っても、大きく外れていない。
それでもまあ、安価なので使っていた。安価という意味で済むなら、きっとダイソーの100円物よりも劣ると思うが。
さて、去年辺りだったか、本格翻訳4が出たので買うだけ買って、棚の肥やしになっていたのを思い出した。
せっかくだから、それを使ってみることにした。
それも、ちょっと高いヤツである。何でもいくつかの辞書がついているらしい。
うーん……。
インタフェースは変わらない。相変わらず、『安かろう・悪かろう』を地で行くこの横柄さとも感じる心意気には参るものがある。
変換効率も大した違いはない――個人的には、単に1単語ずつ辞書で調べるのが面倒なので、単語単位で単純辞書変換して並べてくれても構わないのだけどね。
しかし、更なる改悪が待っていた!
今回はMS Office製品のために変換ツールバーを持つことになった。
Outlookなどを立ち上げると、本格翻訳4のツールバーが新たに表示され、ボタン一発で翻訳ができるそうだ。
しかし……この変換ツールバーは、削除できない。
一旦削除はできる。しかし該当製品(OutlookでもWordでも)を一旦閉じて再度立ち上げ直すと、復帰している!
SOURCENEXTのFAQでも「一旦削除はできるけれども、立ち上げなおすと復帰します」と馬鹿正直な解答を乗せているではないか!
このツールバーが、削除できなくともユーザが決めた所定の位置に居てくれるだけでも構わない。しかし、どんなに移動しても毎回初期位置(たとえば、勝手にツールバー領域の2段目を拡張して鎮座する!)に出てくる。
果てしなく邪魔だ。
こんな式が頭に浮かぶ。
SOURCENEXT ≒ 『安物買いの銭失い』
(いや、良いものもあるけれども)
アンインストールして、また本格翻訳3を入れなおすか……。
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