教科書検定
どこぞのニュースソースによると、教科書検定に合格した後、出版元の最終チェックは約2週間あるらしい。それを「あまりに短い」と記載しているのだが、どこがどう短いのか良くわからない。高々300ページ程度の書籍を読み直すだけなら、数時間もあれば読めるだろうし、別に知らない言語で書いてあるわけでもなかろう。300ページが500ページになったところでさしたる違いはない(さすがに10000ページともなると厳しいが)。
まず、一体どのような手順で作業を行っているのだろうか? 本当にそれが効率化の上でのことなのか? それとも管理責任者がpoorなのか? 単純にこれだけの記事では、疑問は尽きないものだ。
思うに、今まで楽なことをして稼いで来た(今後を見据えないまま)結果が、こんな下らない愚痴になるのではなかろうか? と邪推してみたりする。
大体、元から小中高で言うところの『教科書』ってのが嫌いである。そういう若い頃は(今と違って)情報リソースは本が一番なので、その延長として教科書すらも掲載している内容はすべてが真実、として捉えてしまうし、それが正しいということが(いわば人生における)ベースになるとも言える。
しかし実態はと言えば、ある内容が必ずしも真実ではなかったり、単なる編者の趣味だったり、ほかの内容があるのにも関わらず(わざととしか思えないほど普通に)考える幅を狭くさせたりすることのあるものである。
まだ情報の選択を積極的に行うことが難しい(と言っておこう)若人に対して、今更ながら「これは一体何だ?」と思うわけである。
話を戻して、そんな下らない『教科書』を検定するほうの目も節穴らしい。
結局いずれにせよ、まともではないものを作っている者(それがまともであるかどうかも考えられない者)の周りには、やはり同じようにまともでない者ばかりだろうし、それらを統括する者もまともでない、ということでしかない。そう考えると実際はどこでも起こりそう(起こっている)ことでもあるのが空しい。
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